循環器内科では、高血圧症、冠動脈疾患、不整脈、全身動脈硬化性病変、慢性心不全等、多岐にわたる循環器疾患を診ております。心筋梗塞が疑われる患者さまには、心筋トロポニン、H-FABP測定を行い、診断しています。

検査の結果、陽性と出た場合は、一定時間以内に心臓カテーテル検査をしなければならないことから、すぐに連携している医療機関をご紹介しています。

高血圧症に関しては家庭血圧測定、24時間自由行動下血圧計で高血圧症のタイピングを行い、厳格な24時間血圧のコントロール、脳血管障害、心血管疾患等の合併症予防を目指します。

消化器内科では、腹痛や下痢、嘔吐、吐き気など、胃・食道・腸といった消化管全般の症状や病気などに対応しています。

胃カメラ検査は原則、予約が必要です。胃、上腹部の症状がある場合、胃がん検診（※）は予約をお願いしております。また、膵臓を含む腹部の超音波（エコー）検査も行っています。胃カメラによる胃がんなどの早期発見や、ピロリ菌の除菌による病気の予防にも努めています。

COPDの治療のみならず、在宅酸素療法を行っております。近年、肥満の伴う睡眠時無呼吸症候群の症例が増加しており、スクリーニング検査を行っております。昼間の眠気、いびき、夜間高血圧、多血症がある方は検査を受けてください。

心療内科は基本的に心の問題を取り扱いますが、心理的・社会的なストレス等の要因から引き起こされている身体の症状（心身症）を扱う診療科です。具体的には、過敏性腸症候群、肥満症、高血圧症、胃潰瘍、多発筋痛症等はストレス関連疾患と呼ばれ、頭痛・めまい・肩こり・不眠症・胃痛・下痢症・動悸（どうき）などの様々な症状を引き起こします。このような症状で悩んでいても、検査すると全く異常がでないという方は、一度ご相談ください。

「薬を使わなくても改善できる場合は、薬を使わずに治療していく」ことを、当クリニックでは大事にしています。カウンセリングしながら、身体と心の状態の改善を目指します。

なお、心理テストとカウンセリングの結果、心身症ではなく精神的な病気が疑われる場合は、連携先の医療機関をご紹介しています。

麻疹風疹ワクチン、インフルエンザワクチン、コロナウイルスワクチン、子宮頸がんワクチン等、ワクチン定期・非定期接種、海外派遣渡航ワクチン接種、トラベルワクチン接種を行っております。渡航時ワクチン接種は渡航前のワクチン接種スケジュールを決める必要がありますので、海外渡航が決定した際は早めにご相談ください。

当クリニックでは中小企業の企業健診を承っています。労働衛生コンサルタントとして、東証1部上場企業から中小企業まで、職場巡視、衛生委員会出席、ストレスチェック、面談などの活動を行っております。健診で異常を指摘された方のご相談も承っております。 お身体や心の不調を感じている方は気兼ねなくご相談ください。 また、特定保健指導として、メタボリック症候群の方を対象とした生活習慣改善の指導も行っています。